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いつも真ん中で いよう

wake up call で目覚めたら 開いた目で何を見ようか

映画『追憶の森』 見てきました

先日『追憶の森』を見てきました。
時間ができてふと映画を見ようと思いスケジュールを調べ、
『追憶の森』と『ズートピア』のどちらかにしよう!と思いました。
 
そして何気なく見ていた朝のNHKで謙さんが追憶の森のインタビューΣ(゜Д゜)というシンクロ!
 
これは見なきゃ(*^_^*)ということで、見てきました。
 
ここからはネタバレOKな方だけ読んでくださいね~☆
 
 
 
〜・〜・〜・〜・〜・〜・

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人生の最後の場所に富士山の樹海を選んだ主人公は外国の方でした。
 
富士の樹海が自殺の多い場所となっていることを外国の方が認知されていることは、何だか寂しいことです。
 
 
そして主人公は樹海で一人の日本人と出会うのですが、それが渡辺謙さんでした。
最初の登場から何となく、人・・なのか??と感じながら私は見ていました。
 


妻を亡くした主人公。
その寂しさや絶望から自ら命を断とうと富士の樹海へやってきたわけではないと思います。
 
妻が亡き今許しを乞うこともできない絶望感や、妻に対する罪悪感。
一緒にいたのに口を開けばお互いを責めるだけで、大切なその人の何も知らずに生きてきてしまったという後悔。
 
自分自身を許せなくて自分を罰っするために命を断つしか方法がわからなかったように見えました。
 
 
どんなに人間関係が上手くいってなくても、そこに相手がいるからケンカも言い合いもできるんですよね。
ぶつかりあいさえも幸せだったと、その最中にいると分からないものかもしれません。
 
突然そこから相手が居なくなったら、未消化な思いだけが自分を苦しめます。
抜け出すことができない後悔と苦しみと痛みの迷路は、まるで富士の樹海そのものだなと思いました。
 
 
森で出会った日本人を助けながら、自分を見つめて行く過程は、まさに内観です。
樹海という抜け出せない迷路は、嫌でも自分の心の痛みに正面から向き合わされます。
 
そして死んでも妻の魂は主人公の側に居るということを、出会った日本人は主人公に説いてゆきます。
 
魂は亡くなっても決して消えたりしないという世界観。
輪廻転生に違和感のない日本人ならまだしも、外国の方がそれを題材に演じておられることが、とても感慨深かったです。
 
 
森をさ迷いながらリアルに生死に向き合います。森を出たいと言う日本人を救うために生き始める主人公。

全ての点と点が繋がり一本の線となり、謎が解かれていきます。
最後に私も泣けてきました。
そうくるか~(ToT)
 
 
「ありがとう」「大好き!」
そう言いたい時に言えることを幸せなことだと再認識しました。
相手の方が生きてくれていることに、感謝の思いが湧いてきます。
 
 
この映画の評判が今一つなのは、外国の方の宗教の感覚では理解がしにくいテーマだからかもしれません。

それでもこの世界観に、一人でも多くの外国の方に触れて欲しいなと思いました。
 
私はとってもオススメしたい映画だと思いました(^^)