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いつも真ん中で いよう

wake up call で目覚めたら 開いた目で何を見ようか

私が経験した乳ガン・7 ~手術が終わって私が見た世界~

癌と暮らし 私が経験した乳ガン

『私が経験した乳ガン・6 ~信じ切る覚悟&ガンとは闘わない覚悟~』の続きです

 

  

mruru.hatenablog.com

 

ガンと闘わないと決めた私の心は落ち着いていました。

自分の胸を天に還すイメージとアファメーションのお蔭だと思います。

 

自分の人生の一大事に何故こんな風に平静でいることができるのか、自分でも不思議でした。

信じ切る、ただそれだけで人はこんなに強くいられるなんて。

それ以外に本当に何もないのです。

ただガンを綺麗に天に還すと信じ切っていただけです。

 

      〜•〜•〜•〜•〜•〜•〜

 

手術の前夜出された食事も完食し、ぐっすりと眠りました。

その晩考えたことは、明日の今頃には、私は生まれ変わっているという事だけでした。

どんな未来を作っていくのだろう、笑顔の自分を想い描きながら穏やかに眠りにつきました。

 

 

 

手術も無事に終わり部屋へと運ばれた私は、麻酔から覚めて目に映ったものに感動しました。

よく晴れた日差しの眩しいその日、頭がまだまだボーッとしたままベッドに横になり窓の外に目を向けると・・・

細かい点のような水玉のようなものが辺り一面の窓の外で沢山動いてるんです!

顕微鏡を覗いてミジンコをみているようなそんな感じ(笑)

「これがプラーナか・・」とぼんやり眺めていました。

 

プラーナは全てのものに内在する生命エネルギーのことと言われています。

視界の焦点をずらすと見えるときいて以前やってみて、やっと見えたそのプラーナが、何もしていないのに視界にいっぱい見えています。

びっくり( ゜o゜)

 

半覚醒状態の私の心に「第三の目」という言葉が落ちてきて、「そっか、第三の目で今これを見ているんだ・・」と思いました。

プラーナからエネルギーをもらい今私は生かされている!そう実感しました。

「私は生きているんだ」

そう思ってただただ幸せでした。

 

時間の経過とともに麻酔もすっかり冷め、見えていたプラーナも見えなくなっていました。束の間の不思議体験でした(^^)

 

 

 

その後も経過は良好で、全てが最善のスケジュールで進んでいました。

 

そんな私も一つだけ「これは耐えられないだろう」と思っていたことがあります。

それは初めて自分の失った胸を見る時。

だから初めから「一度だけ泣いてもいいよ」と自分に許していました。

 

初めてのその時がやってきました。

皮膚感覚の鈍さや違和感があったものの、私は自分の胸をみて「可愛い!」と思いました。

膨らみの無くなった胸は、子どもの胸のようだなと思いました。

無邪気に毎日を生きていた子どもの頃の自分に重なったんです。

真っ新で無垢な少女のようで、ただただ可愛いな・・と純粋に思いました。

 

「あー、本当に私は生まれ変わったんだ。神様ありがとうございました」と

自然にそう思っていました。

 

さすがにこの反応は想像を超えていました。私自身が一番驚きました。。。

 

 

 

脇のリンパも取ったので痛みがあり動かしにくく、違和感もありました。

 

初めてのリハビリの時、腕を少しずつ上げていくと、錆びついた車輪がキキキキキと音をたてて動き始めるような感覚でした。それを続けていくと私の腕もグングン上がっていきました。

 

その軋みながら上がって行く時の痛みを「痛い」と思って止めてしまうか、「痛いけど気持ちいい」と思ってチャレンジするかで、その後の腕の動かせる範囲が決まってくるような気がします。

痛いを超えるとある瞬間から「痛気持ちい」になるので(笑)、私は気持ちよくてついつい伸ばし続けていました。

固まった背筋を伸ばすために両腕を空に向かってに伸ばしますよね?

伸ばせば伸ばすほどその感覚になって、脇や腕だけでなく体全体がスッキリしていきました。

 

 

お蔭さまで、術後一週間の退院の時には、痛みは残っているけれど腕は普通に上がっていました。

これは何より先生の手術が上手だった賜物です。

私も真面目に自宅でリハビリを続けた甲斐があり、今現在は痛みも違和感もなしに窓ふきができるくらい、普通に動いてくれています。

動くからといって油断をしてリンパ浮腫を招くことがないように、気をつけながら生活しています。

 

 

とても順調な経過を辿り、元気に元の暮らしに戻ることができました。

そしてこの「元気に元の暮らしに戻った自分」こそが、私自身が思い描いていた私の輝く未来像のワンシーンそのものでした。

まずは第一関門突破です。

 

次回に続きます